2025.11.07
設計事例
「家を建てたいけれど、まず何から話せばいいの?」
そんな不安を抱える方にこそ知ってほしいのが、スタヂオA.I.A.の家づくりの進め方です。
私たちは四日市を拠点に、自然素材を活かした注文住宅を設計しています。
図面や間取りの打ち合わせに入る前に、お客様の暮らしそのものを理解することからスタート。
理想を叶えるだけでなく、「心地よく暮らすための家」を一緒に見つけていきます。
この記事では、四日市で家づくり相談を検討している方に向けて、
“打ち合わせで本当に大切なこと”をお伝えします。
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目次
1.図面よりも、まず「暮らし」を知る
2.何気ない会話の中に、設計のヒントがある
3.理想だけでなく、“本音”を形にする打ち合わせ
4.暮らしを理解することが、設計の出発点
5.スタヂオA.I.A.の家づくりとご相談の流れ
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1. 図面よりも、まず「暮らし」を知る
スタヂオA.I.A.の打ち合わせでは、まずお客様の生活スタイル・持ち物・今の家の不満点を丁寧に伺います。
「朝の準備が重なる」「収納が足りない」「光の入り方が気になる」──そんな日常の小さな声にこそ、設計のヒントがあります。
四日市で注文住宅を検討される方は、土地の形や周辺環境など、立地特有の条件に悩むことも少なくありません。
だからこそ、まず“暮らしに合う設計”をゼロから考えることを大切にしています。
2. 何気ない会話の中に、設計のヒントがある
打ち合わせでは、図面の話よりも先に「日常のこと」をたくさんお聞きします。
「家事をするときの流れ」「家族が集まる時間」「一人で過ごすときの居場所」。
そうした自然な会話の中から、設計の方向性が見えてくるのです。
たとえば、「洗濯動線が使いづらい」といった不便さを掘り下げることで、
家事効率を上げる設計提案が生まれます。
こうした会話を重ねながら、“暮らしやすさ”を丁寧に形にしていきます。
3. 理想だけでなく、“本音”を形にする打ち合わせ
家づくりでは、「こうしたい」という理想だけでなく、
「ここが不安」「これが苦手」といった本音の部分も大切です。
スタヂオA.I.A.では、形式的なヒアリングではなく、
お客様との対話を通して“潜在的な想い”を引き出すよう心がけています。
ときには「この方がもっと暮らしやすいかもしれません」といった
建築家ならではの提案を交えることで、理想以上の家づくりを実現します。
4. 暮らしを理解することが、設計の出発点
家づくりの本質は、「家を建てること」ではなく「暮らしをつくること」。
家族構成や働き方、趣味、過ごし方は一組ごとに違います。
その違いを丁寧に理解して設計に落とし込むことで、
“その家族だけの心地よさ”が生まれます。
また、ライフステージの変化にも対応できるように、
可変性のある間取りや、経年変化を楽しめる自然素材を取り入れることで、
10年後も、20年後も愛される家を実現しています。
5. スタヂオA.I.A.の家づくりとご相談の流れ
私たちの家づくりは、「図面」ではなく「暮らし」を設計することから始まります。
四日市を中心に、木のぬくもりと自然素材を活かした注文住宅を数多く手がけてきました。
家づくりの第一歩は、気軽な家づくり相談から。
土地のこと、資金計画のこと、理想の暮らし方など、どんな小さなことでもご相談ください。
丁寧にお話を伺いながら、一緒に“暮らしのカタチ”を見つけていきます。
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📩 家づくりの相談はこちらから
「まだ具体的に決まっていないけれど話を聞いてみたい」
「自分たちに合った設計をしてくれる建築家を探している」
そんな方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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スタヂオA.I.A.では、四日市エリアを中心に、
自然素材を活かした“暮らしに寄り添う家づくり”をご提案しています。
2025.10.31
設計事例
家の中心に光と家族の気配をもたらす「吹き抜け空間」。
開放的で心地よいだけでなく、採光・通風・家族のつながりを考えた設計として注目されています。
今回は、四日市を拠点に自然素材の家づくりを行うスタヂオA.I.A.が手がけた“吹き抜けのある家”の実例をご紹介。
それぞれのご家族の暮らしに寄り添った吹き抜けデザインの魅力をお伝えします。
📖 目次
1.家族のつながりを感じる、中心に吹き抜けを設けた家
・1-1 ダイニングを中心に、家族がつながる間取り
・1-2 吹き抜けがもたらす、光と風の循環
2.鉄骨階段と吹き抜けがつくる、明るい階段空間
・2-1 日当たりの悪い立地でも明るく暮らす工夫
・2-2 デザイン性と機能性を両立した鉄骨階段
3.和の趣を感じる、梁見せの吹き抜け空間
・3-1 古民家のような温もりを残すデザイン
・3-2 素材の質感が生む“やすらぎ”のある暮らし
4.暖炉のあるリビング吹き抜け
・4-1 炎のぬくもりが家全体を包み込む
・4-2 木の家×吹き抜けでつくる快適な温熱環境
5.吹き抜けのある家を建てるポイント
・5-1 プランニングで失敗しないためのコツ
・5-2 建築家とつくる“心地よい開放感”
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1. 家族のつながりを感じる、中心に吹き抜けを設けた家
1-1 ダイニングを中心に、家族がつながる間取り
1階の中心にあるダイニング上部を吹き抜けにすることで、どこにいても家族の気配を感じられる空間に。
2階の子ども部屋や廊下からも声や光が届き、自然と家族が交流する間取りが生まれました。
閉じすぎず、開きすぎないバランスの取れた吹き抜けが、家族の距離をやさしくつなぎます。
1-2 吹き抜けがもたらす、光と風の循環
中央に吹き抜けを配置することで、日中は電気をつけなくても自然光が1階まで届き、風通しも良好に。
家全体の明るさと快適性を両立した設計です。
2. 鉄骨階段と吹き抜けがつくる、明るい階段空間
2-1 日当たりの悪い立地でも明るく暮らす工夫
周囲を建物に囲まれた敷地でも、階段まわりを吹き抜けにすることで明るさを確保。
高窓から自然光を取り込み、1階まで柔らかな光が届くよう計算された設計です。
2-2 デザイン性と機能性を両立した鉄骨階段
スリット状の鉄骨階段を採用することで、光と風の通りを妨げません。
素材感を生かしたシャープなデザインが、吹き抜けの空間に美しいアクセントを加えています。
3. 和の趣を感じる、梁見せの吹き抜け空間
3-1 古民家のような温もりを残すデザイン
天井を取り払い、梁だけを残した吹き抜けは、どこか懐かしさを感じるデザイン。
自然素材と和の要素を組み合わせ、落ち着いた空気が流れる住まいに仕上げています。
3-2 素材の質感が生む“やすらぎ”のある暮らし
無垢の木、漆喰、和紙といった自然素材が織りなす空間は、時とともに味わいが深まります。
吹き抜けによって光の陰影が美しく変化し、素材の表情をより豊かに感じられます。
4. 暖炉のあるリビング吹き抜け
4-1 炎のぬくもりが家全体を包み込む
木の温もりに包まれたリビングには、薪ストーブを設置。
吹き抜けを通して熱が家全体に広がるため、冬でも暖かく過ごせます。
4-2 木の家×吹き抜けでつくる快適な温熱環境
自然素材の断熱性能と吹き抜け設計を組み合わせることで、エアコンに頼りすぎないエコな住まいを実現。
心地よさと省エネを両立した“木の家”ならではの快適性です。
5. 吹き抜けのある家を建てるポイント
5-1 プランニングで失敗しないためのコツ
吹き抜けは開放感が魅力ですが、音や冷暖房効率などの課題もあります。
スタヂオA.I.A.では、空間のバランスを丁寧に検討し、快適性を損なわない設計を行います。
5-2 建築家とつくる“心地よい開放感”
家族構成や暮らし方、敷地条件に合わせた“最適な吹き抜け”をご提案。
建築家の視点で、デザインと機能の両立を実現します。
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吹き抜けは、単なるデザインではなく「暮らしを豊かにする仕掛け」。
光と風、そして家族のつながりを感じる心地よい空間は、
日々の暮らしをやさしく包み込みます。
スタヂオA.I.A.では、四日市を中心に自然素材を使った“光を取り込む家づくり”を行っています。
吹き抜けのある家の設計をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
2025.10.17
家づくりコラム
「そろそろ家を建てたいけれど、何から始めればいいのかわからない…」
そんな不安を抱える方は意外と多いものです。家づくりは人生の大きな一歩。だからこそ、焦らず、しっかりと準備を進めることが大切です。
1. まずは“会話”から始めましょう
家づくりのスタートは、土地探しでも、資金計画でもありません。
スタヂオA.I.A.では、まずお客様との自然な会話から始めることを大切にしています。
ここで聞きたいのは、単なる希望の間取りではなく、家族の暮らしそのものです。
・平日の朝は家族それぞれどんな動きをしているのか
・休日はどこで過ごすことが多いか
・洗濯や掃除、料理などの家事はいつ・どの場所で行うのか
・家族がくつろぐのはリビングか、庭か、それとも小上がりの畳コーナーか・・・
こうした具体的な生活の流れを知ることで、初めてその家族にぴったりの住まいの形が見えてきます。
お客様に上手に話す・伝えるスキルを求めません。
雑談の中で、「どんな暮らしがしたいのか」「家で大切にしたいことは何か」といった本質が見えてきますので、私たちはその希望の核を引き出し、形にしていきます。
「吹き抜けのある広いリビングで、家族みんなが集まる時間を大切にしたい」
「自然素材の温かみを感じられる家で、安心して暮らしたい」
もちろんこうした希望も大切ですが、さらにその奥にある日常の習慣や家族の関係性を理解することで、設計にリアルな命が吹き込まれます。
2. 暮らしに合った土地と間取りを考える
家族の生活が見えてきたら、次は土地や間取りの検討です。
どこで日光を取り入れたいか、どの部屋で家族が自然に集まるか、どこに収納を配置すれば家事がスムーズになるか──
暮らしのリアルを基に設計することで、ただ美しいだけでなく使いやすく心地よい家が完成します。
3. 家づくりは“暮らしを一緒に描く旅”
家づくりは、設計図を作る作業ではなく、家族と私たちが一緒に暮らしを描く旅です。
自然素材の温かみや、光と風の入り方も大切ですが、最も大切なのは、その家で家族がどんな時間を過ごすかをイメージできること。
だからこそ、最初の一歩は、何気ない会話から。
「まだ漠然としているけど、家づくりを考え始めたい」そんな方も大歓迎です。
スタヂオA.I.A.では、無料相談会も開催中!
土地探しや資金計画のことも、初めての方にわかりやすくご案内しています。
詳しくはこちら
2025.10.10
設計事例
三重県いなべ市に完成した、自然素材の心地よさと木の温もりに包まれた住まい。
玄関土間に設けた薪ストーブは、吹き抜けを通じて家全体をやさしく暖めます。
お子さまの部屋は将来仕切れるように設計され、今は兄妹でのびのびと過ごす広い空間に。
2階には洗面と浴室、1階には主寝室を設け、将来を見据えた間取りに仕上げました。
本記事では、建築家とともに叶えた“家族の成長に寄り添う家づくり”の魅力を5つの視点からご紹介します。
目次
1.自然素材と木のぬくもりを活かした設計
・1-1 無垢材がつくる心地よい空気感
・1-2 暮らしを包み込む自然素材の魅力
2.吹き抜け土間と薪ストーブがつなぐ家族の時間
・2-1 吹き抜けが生み出す開放感と熱循環
・2-2 土間空間が暮らしに与えるゆとり
3.子ども部屋の“成長する間取り”
・3-1 将来を見据えた可変性のある空間設計
・3-2 ロフトや登り棒が育む遊び心
4.家族のライフスタイルを反映した間取り計画
・4-1 1階主寝室×2階水回りという新しい生活動線
・4-2 家族の生活リズムを整えるゾーニング
5.お施主様の声と、建築家の想い
・5-1 OB様の紹介から始まった信頼の家づくり
・5-2 「理想を超える提案」へのこだわり
1. 自然素材と木のぬくもりを活かした設計
1-1 無垢材がつくる心地よい空気感
床や天井には無垢材を採用し、家全体にやわらかな温もりを感じる空気が流れます。
木の香り、質感、光の反射までもが心地よく、まるで森の中にいるような安心感を与えてくれます。
化学物質を抑えた自然素材の家は、お子さまにも優しく、快適で健やかな暮らしを支えます。
1-2 暮らしを包み込む自然素材の魅力
壁には珪藻土や自然塗料を使い、湿度を調整して一年を通して快適な空間を実現。
経年変化によって深みを増す木の風合いは、年月とともに家族の思い出を刻みます。
「飾らない美しさ」が、この家の大きな魅力です。
2. 吹き抜け土間と薪ストーブがつなぐ家族の時間
2-1 吹き抜けが生み出す開放感と熱循環
玄関土間の上部は吹き抜けになっており、薪ストーブの熱がやさしく2階へと届きます。
炎のぬくもりが自然に家全体を温め、家族の気配を感じながら過ごせる心地よい一体感を生み出しています。
冬は薪ストーブの火を囲みながら語らう時間が、家族の温かい日常をつくります。
2-2 土間空間が暮らしに与えるゆとり
玄関の土間は、ただの通路ではなく“暮らしの余白”として活躍。
薪の保管や植物の手入れ、自転車置き場など、ライフスタイルに合わせて使える柔軟なスペースです。
外と内をつなぐ中間領域として、季節の変化を感じながら暮らしを豊かにします。
3. 子ども部屋の“成長する間取り”
3-1 将来を見据えた可変性のある空間設計
子ども部屋は将来、間仕切りで個室にできるよう設計されています。
今はまだ兄妹で仲良く過ごす時期。広い空間をのびのび使いながら、思い切り遊び、学び、成長しています。
家族の成長とともに変化できる柔軟な空間が、長く快適な暮らしを支えます。
3-2 ロフトや登り棒が育む遊び心
ロフトスペースには登り棒を設け、遊びながら自然に身体を動かせる工夫をプラス。
自分の手で登り、降りるその感覚が子どもの自立心や創造力を育てます。
吹き抜けを介してリビングや土間の様子も感じられ、家族のつながりを保ちながら安心して過ごせる空間になっています。
4. 家族のライフスタイルを反映した間取り計画
4-1 1階主寝室×2階水回りという新しい生活動線
主寝室は1階に配置し、将来の暮らしにも対応。
お子さまが独立した後も、ワンフロアで快適に過ごせるよう設計されています。
一方で、2階には洗面と浴室を設け、朝の身支度や家事動線がスムーズになるよう工夫しました。
「今も、これからも暮らしやすい家」を叶えるバランスの取れたプランです。
4-2 家族の生活リズムを整えるゾーニング
生活時間の異なる家族がストレスなく暮らせるよう、動線や音の伝わり方にも配慮しています。
吹き抜けを通して視線が届く安心感と、個々の時間を尊重する独立性が両立した設計。
自然素材の優しい空気感が、家族をやわらかくつなぎます。
5. お施主様の声と、建築家の想い
5-1 OB様の紹介から始まった信頼の家づくり
この家づくりは、当社で家を建てられたOB様のご紹介がきっかけでした。
他社で検討されていたお施主様が、「理想を超える提案に出会えた」とおっしゃってくださったことは、何より嬉しいことです。
ご家族の想いを丁寧にヒアリングし、形にしていく過程そのものが信頼を育んでいきました。
5-2 「理想を超える提案」へのこだわり
建築家の役割は、“理想の再現”ではなく“理想のその先”を提案すること。
見た目の美しさだけでなく、日々の過ごし方・将来の変化・家族のつながりをすべて含めて設計しています。
お施主様の言葉を受けて、私たちもまた“よりよい住まいづくり”を追求し続けています。
まとめ
薪ストーブの温もり、木の香り、吹き抜けの開放感。
いなべ市に完成したこの住まいは、“自然素材と建築家の知恵”が融合した心地よい家です。
これからもご家族とともに育ち、味わいを深めていくことでしょう。
👉 設計事例や家づくりのご相談は【こちら】
2025.10.03
設計事例
リビングに隣接した畳コーナーや和室は、家族がくつろぎ、遊び、生活を楽しむ多目的スペースとして人気です。自然素材の木や畳のぬくもりは、視覚だけでなく触覚や嗅覚にも心地よさを与えます。本記事では、実際の事例をもとに小上がり畳コーナーや独立和室のデザイン、収納・光・風の工夫など、暮らしに寄り添う和空間の魅力を詳しくご紹介します。
目次
1.小上がり畳コーナーの魅力
・1-1 多目的に使えるフラットスペース
・1-2 腰掛けや遊び場としての活用法
2.自然素材の和空間の特長
・2-1 木と畳の調和で生まれる心地よさ
・2-2 香り・触感・経年変化を楽しむ
3.仕切りと収納の工夫
・3-1 ロールスクリーンやオープン棚での空間分け
・3-2 吊り戸棚や浮かせ収納で広がりを演出
4.光と風を取り入れた設計
・4-1 地窓・廊下横窓からの自然光
・4-2 風通しや開放感を意識した配置
5.家族の暮らしに寄り添う畳コーナー
・5-1 子どもやペットとの過ごし方
・5-2 家族の時間を豊かにする活用アイデア
1. 小上がり畳コーナーの魅力
1-1 多目的に使えるフラットスペース
小上がりの畳コーナーは、リビングと段差でつながるフラットスペースとして設計されることが多く、腰掛け、昼寝、読書、子どもの遊び場など多目的に活用できます。段差があることで空間のメリハリが生まれ、視覚的にも居心地の良さを感じやすいのが特徴です。家具を置かずに広く使うこともでき、家族のライフスタイルや季節に応じて柔軟に活用できる点も魅力です。
1-2 腰掛けや遊び場としての活用法
小上がりの段差は、腰掛けスペースとしても最適です。ちょっと腰かけて子どもと話したり、作業したりするだけで、リビングとの距離感がほどよく保てます。また、畳の柔らかさは子どもの遊び場や昼寝にもぴったり。フラットな畳だけでなく、段差を活かすことで多用途な使い方が可能になり、家族全員が自由に過ごせる空間になります。
2. 自然素材の和空間の特長
2-1 木と畳の調和で生まれる心地よさ
畳コーナーに使われる無垢材のフローリングや棚、畳の自然素材は、視覚だけでなく触覚や嗅覚でも心地よさを感じられます。木の温もりと畳の柔らかさが調和することで、和の落ち着きと現代的な居心地を両立。光や影の入り方によって表情が変わる空間は、暮らすたびに豊かな時間を提供してくれます。
2-2 香り・触感・経年変化を楽しむ
無垢材や畳は、年月とともに風合いが変化するのも魅力です。新しい木材は明るく柔らかい色味ですが、使い込むことで深みが増し、家族の思い出とともに空間に味わいを与えます。畳の香りや木の質感も五感に働きかけ、リラックス効果を生み出す自然素材ならではの楽しみ方です。
3. 仕切りと収納の工夫
3-1 ロールスクリーンやオープン棚での空間分け
小上がり畳コーナーは、ロールスクリーンやオープン棚で空間を仕切ることで、個室感を出しつつ閉鎖感を避けることができます。リビングからの視線は柔らかく遮りつつ、家族の気配は感じられるデザインに。オープン棚は収納兼仕切りとしても使えるため、見た目もすっきりまとまります。
3-2 吊り戸棚や浮かせ収納で広がりを演出
収納は吊り戸棚や浮かせ収納を採用すると、床面が広く見えて空間に開放感が生まれます。布団や遊び道具も十分に収められる奥行きを確保しながら、圧迫感を抑えられるのがポイントです。デザイン性と機能性を両立させることで、畳コーナーはより使いやすく、見た目にも美しい空間になります。
4. 光と風を取り入れた設計
4-1 地窓・廊下横窓からの自然光
畳コーナーに地窓や廊下横の窓を設けると、自然光が差し込み、明るく居心地のよい空間になります。低い位置からの光は柔らかく広がり、昼間でも電気をつけずに過ごせる快適さを提供。光の入り方を工夫することで、和の空間に立体感と温かみをプラスできます。
4-2 風通しや開放感を意識した配置
畳コーナーをリビングや廊下、キッチンに隣接させることで、家全体の風通しをよくできます。オープン棚やフラット設計との組み合わせにより、視覚的な広がりも確保。開放感のある畳コーナーは、家族が集まりやすく、自然なコミュニケーションが生まれる空間になります。
5. 家族の暮らしに寄り添う畳コーナー
5-1 子どもやペットとの過ごし方
畳の柔らかさと小上がりの段差は、子どもやペットの遊び場にも最適です。安全性が高く、転んでも安心。家族が自然と集まり、自由に遊べるスペースとして機能します。また、昼寝やお昼のくつろぎタイムにも使えるため、家族全員のライフスタイルに寄り添った設計です。
5-2 家族の時間を豊かにする活用アイデア
小上がり畳コーナーは、ただの居室ではなく、家族の時間を豊かにする工夫が詰まっています。収納や仕切り、光の取り入れ方、段差を活かした腰掛けスペースなど、ちょっとした工夫で暮らしの質を高められます。自然素材の和空間は、家族の絆を育みながら心地よい日常をサポートします。
まとめ
小上がり畳コーナーは、段差や収納、光の取り入れ方など工夫次第で、多目的に使える便利で心地よい空間になります。自然素材の木や畳の温もりが、家族の時間をやさしく包み込み、暮らしの豊かさをサポートします。和の落ち着きと遊び心を両立させた空間は、家族のライフスタイルに自然に寄り添う存在です。
自然素材の畳コーナーで暮らしをもっと豊かに
スタヂオA.I.A.では、木と畳を活かした小上がり畳コーナーや和室の設計事例を多数ご紹介しています。
「家族みんながくつろげる畳コーナーを作りたい」
「自然素材で心地よい和空間を実現したい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。家づくり相談会も承っております。
👉 [お問い合わせはこちらから]
自然素材の畳コーナーは、家族の時間を豊かにし、毎日の暮らしに安心と特別感をもたらします。あなたの理想の和空間を、一緒に形にしてみませんか?
2025.09.26
家づくりコラム
木を中心とした自然素材の家は、住む人の心と体をやさしく包み込みます。無垢材の床や壁は、見た目の美しさだけでなく、手触りや香り、経年による変化まで楽しめるのが大きな魅力です。本記事では「【自然素材の魅力 】木と暮らす家がもたらす心地よさ」をテーマに、五感で感じる木の家の特徴や、長く住むほどに深まる味わいについてご紹介します。
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目次
1.木の温もりがつくる暮らし
・1-1 無垢材の質感とやさしさ
・1-2 木の香りがもたらす安心感
2.経年変化を楽しむ自然素材
・2-1 木の色味と風合いの変化
・2-2 家族の成長とともに育つ家
3.家具や小物と調和する木の家
・3-1 自然素材が生むインテリアの一体感
・3-2 暮らしを引き立てる木の存在感
4.四季を感じる自然素材の魅力
・4-1 光と風を取り込む木の家
・4-2 季節の移ろいを楽しむ暮らし方
5.自然素材の家で得られる心地よさ
・5-1 健康と快適性への効果
・5-2 家族の絆を深める住まい
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1. 木の温もりがつくる暮らし
1-1 無垢材の質感とやさしさ
自然素材の中でも特に人気が高いのが「無垢材」です。加工を最小限にした木材は、見た目の美しさに加え、触れたときのやわらかさや温もりが特徴です。一般的な合板フローリングと違い、素足で歩いた時にもひんやりしにくく、冬でも冷たさを感じにくいという利点があります。また、無垢材は湿度を調整する働きがあり、夏はさらりと、冬はしっとりとした快適な空間をつくり出します。こうした特性は、日常生活の中で自然と体感できるもの。木の質感に包まれる暮らしは、毎日の疲れを癒し、住む人に安心感を与えてくれるのです。
1-2 木の香りがもたらす安心感
木には独自の香りがあり、これは「フィトンチッド」と呼ばれる成分によるものです。フィトンチッドにはリラックス効果や消臭作用があるといわれ、森林浴をしたときの心地よさを家の中で感じられるのが魅力です。無垢材の床や壁に包まれた空間では、自然な木の香りが心を落ち着かせ、ストレスを和らげてくれます。アロマや芳香剤では得られない自然そのものの香りは、家に帰るたびにほっとできる大切な要素。香りのある暮らしは、家そのものをリラックス空間へと変えてくれるのです。
2. 経年変化を楽しむ自然素材
2-1 木の色味と風合いの変化
自然素材の家の大きな魅力のひとつが「経年変化」です。新築の時には明るい色合いだった木材も、年月が経つにつれて深みのある色へと変化していきます。これは紫外線や空気中の酸素、日常の生活で触れることによる自然な変化であり、木材が呼吸し続けている証拠です。経年変化によって生まれる色味の違いや艶は、人工的に作られた素材では決して再現できません。暮らしとともに少しずつ変わっていく木の表情は、まるで家族のアルバムのように思い出を刻み込んでいきます。
2-2 家族の成長とともに育つ家
自然素材の家は「育つ家」とも言えます。床についた小さな傷やシミも、時間が経つにつれて家族の歴史の一部となり、住まいへの愛着を深めていきます。子どもが歩き始めた頃についた床の跡や、ダイニングテーブルの小さな傷は、人工素材なら気になるかもしれません。しかし自然素材の木なら、それらはむしろ味わいとなり、暮らしの記録となって残ります。家族の成長とともに家も育ち、年月を経るほどに唯一無二の住まいとなるのです。
3. 家具や小物と調和する木の家
3-1 自然素材が生むインテリアの一体感
木を中心とした空間は、家具やインテリアとの相性が抜群です。無垢材の床や天井と木製家具を合わせると、空間全体に統一感が生まれ、落ち着いた雰囲気をつくることができます。また、観葉植物や布、陶器などの自然素材とも馴染みやすく、住まいに温かみをプラスします。自然素材はトレンドに左右されにくく、シンプルで長く愛されるインテリアを実現できるのも魅力です。人工的な素材とは異なり、木の持つ柔らかな存在感が、部屋全体を心地よい空間へと導いてくれます。
3-2 暮らしを引き立てる木の存在感
自然素材の家では、木が主役でありながらも主張しすぎない絶妙な存在感を持ちます。木の質感や色味がベースとなることで、置く家具や小物がより映えるのです。たとえば、シンプルな木の床にヴィンテージのラグを敷いたり、木のテーブルに季節の花を飾ると、その美しさが一層際立ちます。木が暮らしの背景となりながらも、しっかりと生活を支えてくれるからこそ、住まう人の個性やスタイルを自然に引き出してくれるのです。
4. 四季を感じる自然素材の魅力
4-1 光と風を取り込む木の家
自然素材の家は、光や風といった自然の要素を最大限に活かす設計と相性が良いのも特徴です。窓から差し込む柔らかな光は木の床や壁に反射し、空間全体を明るく温かみのある雰囲気に包み込みます。また、木材は調湿効果があるため、自然の風を取り込むだけで快適さを感じやすくなります。光と風、そして木が織りなす空間は、人工的な空調では得られない清々しさをもたらし、自然と共生する暮らしを実現してくれるのです。
4-2 季節の移ろいを楽しむ暮らし方
自然素材の家は、四季の変化を身近に感じさせてくれます。春には木のぬくもりに柔らかな光が重なり、夏は風通しのよい空間で涼やかに。秋には木の色合いと紅葉が響き合い、冬は薪ストーブの炎と木の質感が心を温めます。こうした季節ごとの表情は、自然素材だからこそ生まれるものです。家の中にいながら自然の変化を感じられる暮らしは、日々の豊かさを育み、心を整えてくれる特別な体験となります。
5. 自然素材の家で得られる心地よさ
5-1 健康と快適性への効果
自然素材の家は、住む人の健康にとっても大きなメリットがあります。木材の調湿作用によって室内の湿度が安定し、カビやダニの発生を抑える効果が期待できます。また、自然な木の香りがリラックス効果をもたらし、ストレスを軽減。シックハウス症候群の原因となる化学物質も少ないため、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心です。自然素材に包まれた家は、ただ快適なだけでなく、住む人の体と心を健康的に保ってくれる住まいといえるでしょう。
5-2 家族の絆を深める住まい
自然素材の家には「人を集める力」があります。木の温もりあふれる空間は、家族が自然とリビングに集まるきっかけとなり、会話やふれあいが増える場をつくります。また、自然素材が生み出す安心感や落ち着きは、家族の関係を穏やかにし、絆を育む土台となります。長く住み続けるほどに深まる愛着と安心感は、単なる住宅を超えて「家族のよりどころ」として存在するようになるのです。
まとめ
自然素材の家には、無垢材の質感や香り、経年変化による味わい、家具との調和、そして四季を感じる豊かさといった多くの魅力があります。木に包まれた空間は、住む人に安心感と快適性をもたらし、健康的で心豊かな暮らしを支えてくれます。さらに、家族が自然と集まり、絆を深められるのも大きな価値です。これから家づくりを考える方にとって、「自然素材を選ぶ」ということは、単なる住まい以上に「暮らしそのものを豊かにする選択」だといえるでしょう。
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自然素材の家づくりをご検討中の方へ
スタヂオA.I.A.では、木を中心とした自然素材を活かし、お客様一人ひとりの暮らしに寄り添う家づくりを行っています。
「木の温もりを感じる住まいに興味がある」
「自然素材を使った健康的な家を建てたい」
そんな想いをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
家づくりの無料相談会も承っております。
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木とともに育ち、家族の時間を豊かにしてくれる自然素材の家。
あなたの理想の暮らしを、私たちと一緒に形にしてみませんか?
2025.09.18
お知らせ
三重県鈴鹿市に誕生した 「眠れるドライヘッドスパ専門店 ELOGE(エロージュ)」。
私たちもインテリア装飾の一部をお手伝いさせていただき、落ち着きと温もりを感じられる空間づくりに携わりました。

“眠れるほど心地よい施術” と “癒しを感じる空間デザイン” が融合したサロンは、肩こりや首コリ、頭痛、眼精疲労、睡眠不足など、現代人が抱える疲れを癒し、深いリラックスを提供します。
▼サロンのこだわり
眠れるほど心地よい施術
ELOGEの最大の魅力は、「眠れるほど心地よい」と評判のドライヘッドスパ。
頭や首をじっくりとほぐすことで、血流を促し、自律神経のバランスを整え、心と体をリセットへと導きます。
丁寧なカウンセリング
施術前には一人ひとりの体調やお悩みに合わせて丁寧にカウンセリング。
「肩こりを重点的に」「睡眠不足を改善したい」など、ご要望に寄り添った施術が受けられます。
厳選された自然素材のアロマ
サロンではネパール政府公認の希少なエッセンシャルオイルを使用。
自然の香りに包まれながら、五感で癒しを感じられる特別なひとときが楽しめます。
▼空間へのこだわり
サロンの魅力は施術だけではありません。
落ち着いた照明とシンプルながら温かみのあるインテリアは、訪れるだけで心が解きほぐされるよう。
私たちもインテリア装飾のお手伝いをさせていただき、より居心地のよい空間づくりに関わらせていただきました。
施術と空間が一体となり、日常を忘れられる“隠れ家”のような癒しを提供しています。


店舗情報
📍 眠れるドライヘッドスパ専門店 ELOGE
住所:三重県鈴鹿市下箕田4丁目19-7 ベルハイツB-5
営業時間:9:00〜21:30
定休日:不定休
最寄駅:箕田駅から徒歩5分
HP:https://subsaku.com/eloge/?fbclid=PAZXh0bgNhZW0CMTEAAadf36xPKdwyOBtyAV4GxaHRYQqK3_5vp9EJ5InVxXSGn22F2hhM9xFi33QrFg_aem_BFFxXP1K8z5f0RxBnrd9ZA
👉 詳細は 公式Instagram @inne_3588 をチェック!
鈴鹿市で 「睡眠改善」や「深いリラックス」 を求める方におすすめのサロン、眠れるドライヘッドスパ専門店 ELOGE。
私たちも空間デザインに携わらせていただいたこの場所は、特別な癒しの時間を過ごせる“隠れ家”のような存在です。
忙しい日常から少し離れて、自分だけの休息時間を体験してみてください。
2025.08.29
家づくりコラム
家づくりは一生に一度の大きな買い物。だからこそ、「後悔しない家づくり」を叶えるためには、デザインだけでなく、暮らしや素材、将来のライフスタイルまで見据えた設計が欠かせません。この記事では、四日市で木の家を多く手がけてきた私たちが、失敗しない家づくりのための5つのコツを紹介します。自然素材を活かした住まいを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
1. 暮らしを“知る”ことから始める
・1-1 暮らしを深く知るヒアリング
・1-2 デザインより先に考えるべきこと
2. 自然素材で快適性と心地よさを確保
・2-1 無垢材を活かした木の家の魅力
・2-2 自然素材がもたらす快適性
3. 建築家とつくる“将来を見据えた設計”
・3-1 変化するライフステージへの対応
・3-2 長く愛される家のためのポイント
4. 予算と優先順位のバランス
・4-1 賢いコスト配分の考え方
・4-2 後悔しないための予算設定
5. 完成後の暮らしを想像する
・5-1 メンテナンスと経年美化
・5-2 未来の暮らし方を見据えた設計
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1. 暮らしを“知る”ことから始める
1-1 暮らしを深く知るヒアリング
家づくりは「どんな暮らしをしたいか」を知ることから始まります。朝の過ごし方、趣味、子どもの成長、家事動線――これらを丁寧にヒアリングし、未来のライフスタイルまで考えた設計が、後悔のない家づくりにつながります。
1-2 デザインより先に考えるべきこと
おしゃれな間取りや外観は魅力的ですが、暮らしに合っていなければ快適な家にはなりません。まずは、必要な収納や家族の動線、光や風の入り方など、日常のリアルな生活像を整理することが大切です。
2. 自然素材で快適性と心地よさを確保
2-1 無垢材を活かした木の家の魅力
木の家の大きな魅力は、無垢材のもつ自然な温もりと機能性です。無垢材は、化学物質を含まず、高い断熱性と調湿作用によって夏は涼しく、冬はあたたかい快適な空間を実現します。また、年月とともに味わい深く変化し、足触りのやさしさや木目の美しさが日々の暮らしを豊かにしてくれます。四日市のような四季がはっきりした地域では、木の呼吸が室内環境を自然に整え、家族の健康にも寄与します。
2-2 自然素材がもたらす快適性
無垢材に加えて、珪藻土や和紙といった自然素材を取り入れることで、調湿・消臭・防カビなどの効果も期待できます。これらの素材は化学物質が少なく、空気がやさしい家をつくります。結果として、家族が長く安心して暮らせる住まいが実現します。
3. 建築家とつくる“将来を見据えた設計”
3-1 変化するライフステージへの対応
家は一度建てたら終わりではありません。子育て期、子どもの独立、老後と、暮らしは常に変化します。建築家はその変化を見越して、フレキシブルな間取りや可変性のある設計を提案します。
3-2 長く愛される家のためのポイント
今の暮らしだけに最適化すると、10年後に使いづらい家になってしまうことも。家族の未来像を共有し、長く住み継がれる家にすることが、後悔しない家づくりの秘訣です。
4. 予算と優先順位のバランス
4-1 賢いコスト配分の考え方
すべての理想を叶えようとすると、あっという間に予算オーバー。まずは「これだけは譲れない」という部分を明確にし、価値を感じる部分に投資することが大切です。
4-2 後悔しないための予算設定
建築費だけでなく、メンテナンスや将来のライフスタイル変化も視野に入れた予算計画を立てることで、無理のない家づくりが実現します。
5. 完成後の暮らしを想像する
5-1 メンテナンスと経年美化
無垢材や自然素材は、年月とともに美しく変化します。その変化を楽しむためには、簡単にできるメンテナンスを習慣化することが大切です。
5-2 未来の暮らし方を見据えた設計
家は建てた瞬間がゴールではなく、住み続けるほどに愛着が増すもの。ライフステージの変化に対応し、家族がずっと心地よく暮らせる家を目指しましょう。
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最後に
家づくりは一生に一度の大きなプロジェクト。だからこそ、情報を集めるだけでなく、実際に建築家と話しながら、自分たちの暮らしに合った答えを見つけることが大切です。
スタヂオA.I.A.では、四日市を中心に「木の家」「自然素材の家」「建築家とつくる注文住宅」を数多く手がけてきました。これから家づくりを検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
失敗しない家づくりの第一歩は、信頼できるパートナーとの出会いから始まります。
詳しい施工事例やお客様の声は、当社ホームページにてご覧いただけます。
2025.08.21
家づくりコラム
木の家づくりで後悔しないために
四日市で木の家を建てたいと考えている方へ。自然素材のぬくもりや、家族にやさしい住まいを実現するためには、建築家の知恵と経験が欠かせません。本記事では、木の家づくりで後悔しないための秘訣を、実例や専門的な視点を交えながら解説します。素材選び、設計の工夫、予算管理、メンテナンスのポイントなど、これからの家づくりに役立つ情報が満載です。
目次
1.木の家の魅力とメリット
・1-1 自然素材がもたらす健康と快適性
・1-2 木の家が人気を集める理由
2.建築家とつくる家づくりの流れ
・2-1 初回相談から設計までのステップ
・2-2 家族の暮らしに合わせたプランニング
3.失敗しない木の家の予算計画
・3-1 コストを抑えるための工夫
・3-2 補助金・助成金を活用する方法
4.デザインと機能性のバランス
・4-1 暮らしを豊かにする設計ポイント
・4-2 自然と調和するデザインのコツ
5.長く愛される家にするために
・5-1 メンテナンスとリフォームの基本
・5-2 家族の成長に寄り添う間取り
1. 木の家の魅力とメリット
1-1 自然素材がもたらす健康と快適性
木の家は、自然素材の持つ調湿効果や断熱性によって、四季を通じて快適な住環境を実現できます。特に四日市のような温暖湿潤な地域では、木材が湿気を吸収・放出し、室内の空気を快適に保ってくれます。また、木の香りにはリラックス効果があり、住まう人の心身をやさしく整える役割も。化学物質の少ない自然素材を使うことで、アレルギーやシックハウス症候群のリスクを減らすことも可能です。
1-2 木の家が人気を集める理由
最近では、省エネや環境配慮の観点からも木の家が注目を集めています。再生可能な資源である木材を活用することで、カーボンニュートラルにも貢献。さらに、木の家はデザインの自由度が高く、現代的なモダンスタイルから、和の趣を活かした家まで幅広い表現が可能です。四日市の自然環境と調和するデザインは、住む人のライフスタイルに心地よく寄り添います。
2. 建築家とつくる家づくりの流れ
2-1 初回相談から設計までのステップ
建築家との家づくりは、最初の相談からしっかりとヒアリングを行うことが大切です。土地の特性、家族構成、ライフスタイルを丁寧に聞き取り、それを設計に反映させます。特に木の家は、素材や工法によって性能やコストが変わるため、早い段階で方向性を決めることで無駄な出費を防ぎます。
2-2 家族の暮らしに合わせたプランニング
木の家は「暮らし方」によって最適な形が変わります。家事動線、収納、子育て、趣味スペースなど、未来の暮らしまで見据えた設計が重要です。四日市のように自然が豊かな環境では、庭とのつながりや日照計画を工夫することで、より快適で開放感のある家が実現します。
3. 失敗しない木の家の予算計画
3-1 コストを抑えるための工夫
木の家づくりは、素材の選び方や設計の工夫によってコストを大きく左右します。無垢材を多用すると高額になりがちですが、必要な場所にだけ取り入れることで、質を保ちながらコストダウンが可能です。また、建築家と相談しながら優先順位を決めることで、無駄な仕様を削減できます。
3-2 補助金・助成金を活用する方法
四日市や三重県には、省エネ住宅や地域材活用住宅に対して補助金制度がある場合があります。例えば、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)や長期優良住宅認定を受けることで、国からの補助金が適用されることも。建築家と連携しながら、最新の制度を活用することで賢く家づくりを進めましょう。
4. デザインと機能性のバランス
4-1 暮らしを豊かにする設計ポイント
木の家はデザイン性だけでなく、日々の暮らしの快適さも重視されます。例えば、吹き抜けを取り入れることで光と風を取り込み、家族が自然と集まるリビング空間を実現。また、無駄のない収納設計は、木の質感を際立たせながら生活感を抑える工夫の一つです。
4-2 自然と調和するデザインのコツ
四日市の自然を感じられるよう、庭や縁側、ウッドデッキなど屋外とのつながりを意識した設計が人気です。外観は周囲の景観に馴染みながらも、室内には光と風を取り込む工夫を。建築家ならではの視点で、機能性と美しさを両立させる提案ができます。
5. 長く愛される家にするために
5-1 メンテナンスとリフォームの基本
木の家は手をかけるほど愛着が湧く住まいです。無垢材は傷も味わいになり、自然素材の壁材は経年変化が美しさを増していきます。ただし、定期的なメンテナンスは欠かせません。外壁塗装や防蟻処理などを計画的に行うことで、長く快適に住み続けられます。
5-2 家族の成長に寄り添う間取り
ライフスタイルは年齢や家族構成によって変化します。可変性のある間取りや、将来的にリフォームしやすい構造を選ぶことで、長い目で見た住まいの価値が高まります。木の家はリフォームがしやすいという利点があるため、将来の暮らしに合わせて変化させやすいのも魅力です。
2025.08.07
お知らせ
私たちスタヂオA.I.A.株式会社は、三重県四日市市を拠点に、木の家、自然素材を活かした住まいを、家づくりの核として大切にしてきました。
このたび、そんな私たちの家づくりの想いを映像で伝えるYouTube広告動画を公開いたしました。ぜひ動画とともに、住まいづくりのヒントを感じてください。
動画のポイントをチェック!
・四日市注文住宅をお考えのご家族へ:地域に根ざし、丁寧な家づくりを行う設計事務所スタヂオA.I.A.の取り組み
・自然素材の家の価値:木や土など、心地よさを追求した素材選びと設計のこだわりが映像とともに体感できます。
・建築家とつくる家の魅力:ご希望やご不安にプロが寄り添い、一緒に理想の住まいを形にするプロセスが紹介されています。
ブログでも詳しく紹介しています!
この動画だけでは伝えきれない、住まい手と対話を重ねた設計のストーリーや、プランの工夫ポイントなどを以下の設計事例ページで詳しくご紹介中です。ぜひあわせてご覧ください。
▶ 詳しくはこちら:スタヂオA.I.A.の設計事例
四日市エリアで家づくりを検討中の方へ。
信頼できる建築家との家づくりがしたい!自然素材と暮らしやすさを両立した家づくりがしたい!方、その他建築に関するご相談がある方、動画をきっかけにお気軽にご相談ください。
▶ お問い合わせはこちら
2025.08.01
お知らせ
本年の夏季休業は以下の日程となっておりますので、お知らせいたします。
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■休業期間
2025年8月9日(土)~8月11日(月)
2025年8月14日(木)~8月17日(日)
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2025年8月12日(火)~8月13日(水)は通常営業しております。
お休み明け2025年8月18日(月)午前9時30分から平常通り営業いたします。
休業期間中のメールでのお問い合わせに対する回答は、
2025年8月12日(火)~8月13日(水)もしくは、2025年8月18日(月)以降となります。
休業期間中はご不便をおかけいたしますが、
ご了承くださいますようお願い申し上げます。
2025.07.17
設計事例
〜ホワイトインテリアとハーフインナーバルコニーがつくる心地よい空間〜
こんにちは。スタヂオA.I.A.株式会社(伊藤淳建築設計事務所)の蔵座です。
今回は、スタヂオA.I.A.の設計事例より、「2階リビング×ホワイトインテリア×ハーフインナーバルコニー」の住まいをご紹介します。
●プライバシーと開放感を両立する、2階リビング
家族が長い時間を過ごすLDKをあえて2階に配置することで、周囲の視線を気にせず光と風を存分に取り込める設計となっています。
2階リビングへと続く1階の吹き抜け階段は、高所に設置された大きな窓が、室内にやわらかな光をもたらし、時間の移ろいを感じさせてくれる、そんな心地よさが魅力です。


●清潔感と明るさを感じるホワイトインテリア
室内は、ホワイトを基調に木の質感を活かしたナチュラルな雰囲気。
キッチンカウンターのタイルや、ペンダントライトの黒がアクセントになり、やさしさの中にも洗練された印象を与えてくれます。


●暮らしを広げる、ハーフインナーバルコニー
LDKとつながるハーフインナーバルコニーは、屋外と屋内の“ちょうど中間”のような空間。
洗濯物を干したり、ふと一息つくカフェスペースとして使ったりと、暮らしの中で自然に活用できる場所です。
外からの視線を遮りながらも、空と風を感じられる心地よさは、2階ならではの贅沢。

このお住まいのように、光や風、空とのつながりを大切にした設計が、日々の暮らしに小さな豊かさをもたらしてくれます。
住まいづくりをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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スタヂオA.I.A.では、暮らし方・家族構成・収納スタイルに合わせた玄関設計を一邸一邸丁寧にご提案しています。
📞お問い合わせはこちら → studioaia.com/contact
📸 Instagramで最新事例公開中 → @studioaia_inc
2025.07.10
家づくりコラム
玄関は、家族を迎え、送り出し、来客をもてなす場所。
「ただ通るだけの空間」ではなく、暮らしの質を左右する大切な場所でもあります。
今回は、スタヂオA.I.A.が設計した住宅の中から、使いやすくて美しい玄関の実例をご紹介。
毎日の暮らしが、ちょっと楽しくなる工夫をのぞいてみませんか?
■ 01|明かりと木がやさしく迎える、古民家のような玄関
【設計事例】古民家風、囲炉裏のある家
和紙を使った柔らかな照明、職人の手仕事を感じる木の造作扉、
そして、お客様が集めてこられたインテリア。
懐かしさと落ち着きを感じる空間に、趣味と暮らしがなめらかにつながります。
ひとつひとつ選ばれた自然石も、より一層良い雰囲気に。
■ 02|土間収納で“片付く玄関”を実現
【設計事例】小下がり/サンクンリビングのあるお家
玄関の隣にたっぷり収納できる土間スペースを確保。
靴、傘、子どもの遊び道具、コート…「外から帰ってきてすぐに置きたいモノ」はすべてこの場所に。
帰宅導線を考えた収納で、リビングの散らかりを防ぎます。
■ 03|玄関から家族を感じる空間設計
【設計事例】リビングと庭をつなぐ通り土間のある家
玄関からリビングやダイニングの様子が見える間取り。
家に帰ってすぐに家族の気配が感じられると、ほっと安心できます。
お子さんがリビングで遊んでいる様子が見えるのも嬉しいポイントです。
暮らしの入り口に、あなたらしさを
家の「顔」でもある玄関。だからこそ、ほんの少しの設計の工夫で暮らしは変わります。
スタヂオA.I.A.では、暮らし方・家族構成・収納スタイルに合わせた玄関設計を一邸一邸丁寧にご提案しています。
▶ ご相談やお問い合わせはこちらから
2025.07.04
お客様の声
【お客様の声】
三重県四日市市・I様邸
暮らしの中心に“家族のつながり”を。明るく開放的な住まいが完成するまで
家づくりを考え始めたとき、「何も分からなかった」と語るI様ご家族。
そんなご家族が、安心して設計を任せてくださった背景には、ていねいな対話と信頼関係がありました。
今回は、実際にスタヂオA.I.A.で家づくりをされた、三重県四日市市・I様邸のリアルなお声をご紹介します。
💬 お客様の声
家を建てるにあたって、何も分からない私達に、色々なアドバイスや予算などの相談にのっていただき、立てる前から信頼感ができました。
設計の前に、生活スタイル、荷物の把握、今の家の不満など細かく聞いていただき、只々話しをして要望を言ってただけですが、気づいたら家族の生活を理解していただいてるかのような素敵な図面が完成してました。
日々の生活の中でヤンチャな子供の様子を見ながら家事もできて、どこで遊んでいても眼の届く開放的な明るい家の希望でしたが、そのままの家が完成して大満足です。
実際に住んでみても、日中は電気なしでも明るく、夏は冷房1個で涼しく、冬は暖房なしでも暖かいエコな家になって、子供達も毎日、ゲラゲラ笑いながらリビングで遊んだり、勉強したりして過ごしてます。そんな姿を見ながら1日子供と一緒に過ごせる空間を作っていただいて、とても幸せです。ありがとうございます。
🏠 建築家より
ホームページをご覧になった際、「室内環境を考えた家づくり」に関心を持っていただいたのがきっかけでした。
お客様はもともとお仕事を通じてつながりがあった方で、お声がけいただいたときは驚きつつも、とても嬉しかったのを覚えています。
どこにいても家族の気配が感じられる、明快で明るい家。
そんな暮らしを、この温かく明るいご家族にお届けできて、私たちも本当に嬉しく思います。
✨ スタヂオA.I.A.は、これからも“暮らしをデザイン”し続けます。
お客様の想いを、言葉の奥にある願いまでくみ取り、かたちにする。
それが、私たちスタヂオA.I.A.の家づくりです。
家族のための住まいを一緒に考えてみませんか?
▶ お問い合わせはこちらから
2025.06.24
ブログ
こんにちは。スタヂオA.I.A.株式会社(伊藤淳建築設計事務所)の蔵座です。
今回は、Instagramで特に反響の大きかった設計事例を、人気ランキング形式でご紹介します。
家づくりやリノベーションを検討中の方にとって、ヒントやインスピレーションがたっぷり詰まった実例ばかりです!
「どんな空間が人気なの?」「他の人はどんな家を建ててる?」と気になる方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
🥇第1位:木の温もりあふれる、薪ストーブのある家
▶【設計事例】遊び心と自然の素材感、薪ストーブのある家
自然素材のぬくもりと、理想を超える間取りが融合。薪ストーブの炎が、家族の時間をさらに豊かに演出します。
🥈第2位:土地の形状を活かした、心地よい木の住まい
▶ 【設計事例】土地の形状を生かした心地よい木の住まい
地下ガレージや吹き抜け、小上がり畳など、工夫が詰まった木の家。敷地条件をポジティブに活かした設計が好評でした。
🥉第3位:子独立後、夫婦ふたりの平屋暮らし
▶ 【設計事例】夫婦二人で暮らす平屋住宅
ボリューム感ある46坪の平屋住宅。住まいをコンパクトに整えながらも、ゆとりある暮らしを叶えた事例です。
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人気のヒントは「リアルな暮らし」
スタヂオA.I.A.の設計は、見た目の美しさだけでなく、日々の暮らしや働き方が心地よくなるような工夫を大切にしています。
人気投稿を見ると、その“ちょっとした気配り”に共感してくださっている方が多いと感じます。
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📲 最新の施工例や設計の工夫は、Instagramでも随時発信中。
▶ アカウントはこちら → @studioaia_inc
▶ フォロー&いいねも大歓迎です!
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📌 次回予告
「実際に住んでみて感じた“リアルな声”」をテーマに、お施主様インタビューをご紹介予定です。どうぞお楽しみに!
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ご感想・ご相談もお気軽に。
これからも、暮らしに寄り添う空間づくりをお届けしていきます。