2025.05.02
【四日市｜注文住宅】ひっそりと建つ、石場建ての家
スタヂオA.I.A.株式会社が手がけたこちらの「ひっそりと建つ、石場建ての家」は、
三重県四日市市に位置する、伝統的な石場建て工法を用いた住宅です。
石場建ての家：自然と共生する伝統構法の住まい
この工法は、礎石の上に柱を直接立てることで、地震時には建物が揺れに追従し、倒壊を防ぐとされています。
また、床下に風が通るため、湿気を防ぎ、建物の耐久性を高める効果もあります。
伝統と現代の融合
石場建ての家では、柱や梁を現しにした「真壁」構造を採用し、木材の美しさと強さを際立たせています。また、土壁や竹小舞などの自然素材を使用し、調湿性や断熱性に優れた快適な住環境を実現しています。
自然素材へのこだわり
地元の杉や檜、土壁の材料となる荒壁土や中塗り土など、地域で生産される自然素材を積極的に活用しています。これにより、地域の伝統技術の継承と、環境への負荷軽減を図っています。
職人の技術と次世代への継承
建築には、伝統構法の経験豊富な職人だけでなく、次世代の大工や左官職人も参加し、技術の継承を目指しています。これにより、100年以上持続可能な木造建築を実現しています。
スタヂオA.I.A.株式会社は、自然素材と伝統技術を融合させた「石場建ての家」をはじめ、持続可能で心地よい住まいを提供しています。
他にも自然素材を活かした住宅の設計事例を多数掲載しています。興味のある方は、設計事例一覧ページをご覧ください。
